東京都看護協会 新会館移転プロジェクト

Connective Work / Study Place
開かれた学びの場と働く場の立体的コンプレックス
東京都看護協会様は、保健師、助産師、看護師及び准看護師が看護に関する教育と研鑽に根ざした専門性に基づき看護の質の向上を図るとともに、安心して働き続けられる環境づくりを推進し、もって人々の健康な生活の実現に寄与することを目的とし活動している団体です。
平成31年4月、西新宿四丁目に完成した新会館に、飯田橋から移転しました。会員の皆様に快適さを感じていただくため、機能性を重視したアメニティを取り入れるとともに、吹き抜けの階段を活用した、自然を感じる明るく開放的な空間をしつらえました。
コンセプト

質実剛健、機能的でシンプルな建築です。
共用部は来館者の相互交流を促進し、能動的な知の習得をはかる豊かな場をつくりました。
- PURE
建築の機能・構成=デザイン(無駄な装飾がない) - SUSTAINABLE
長生きできるシステムの冗長性(構造・設備との整合・将来レイアウト変更への対応) - WELL BEING
健全で健康的(階段を利用した連続する共用空間・相互交流のきっかけとなる居場所の提供)
会館を象徴するキーワードは「こもれび」。
こもれびの元、人が集い、高め合い、成長できる自由な空間を表現しました。