~ウイルスを持ち込まない、持ち帰らないオフィスへの取り組み~
清和ビジネスの感染症対策ガイドライン

皆様の職場では、どのようなコロナ対策を行っていますか?弊社では、週3日出社、週2日の在宅勤務を原則とし、1か月の出社日を営業日数の6割を確保することとしています。完全な終息には至っていない状況下で、社員の安心安全を担保するため、当社としてのガイドラインを作成、随時更新しています。本対策を実施することで「オフィスの在席率50%以下」を実現し、社員の感染リスクの低減をはかるとともに、社会における感染機会の低減に寄与することを目指しています。社員ひとり一人が、人任せではなく、自ら率先してガイドラインに沿った行動を取るための指針について、ご紹介させて頂きます。

出社~打ち合わせ~退社までの流れで清和ビジネスの取り組みをご覧いただけます。

1. 出社時の対策

a.自宅および出勤時の検温

自宅で検温を実施し、高熱・倦怠感がある場合出社を控えること。出社時はエントランス設置のサーモカメラで検温すること。

b.入館時のマスク着用

ビルに入館する際、必ずマスクを着用すること。オフィス内でも必ずマスクを着用すること。

c.エレベーターの使用

エレベーター混雑時は分散利用をすること。また、エレベーターを待つ場合、間隔を開けて待つようにすること。

d.手洗い消毒

入室前に水石鹸を使った手洗いに加え、アルコール消毒液等での手指消毒を徹底すること。

サーモカメラの設置場所

【6F】エントランス内の顔認証カードリーダーの前に設置。 【7F】エントランス内、受付カウンター右脇に設置。

サーモカメラの使用ルールと運用について

  • 出勤時および外出からの帰社時には必ず検温すること。
  • 検温の結果37.5度以上ある場合は管理部の体温計で再計測し、37.5度以上ある場合は上長に報告の上速やかに帰宅し医師の診断を受けること。(検温のログは管理部にて取得)
STEP1.エントランスに入るSTEP2.受付カウンター上のディフューザーで手指をアルコール消毒するSTEP3.サーモカメラで検温する

2. オフィスの導線

a.一方通行ルール

6F、7F共に、受付側から入り、通用口から出る一方通行の運用を厳守すること。

b.視覚的注意喚起

オフィス内の主要通路を歩行する際は、床面の表示に従い一方通行を厳守すること。

3. 執務席の運用

在席率50%を厳守

  • フリーアドレス対象者は、今までの場所にこだわることなく他の場所も利用して業務を行うこと。
  • 使用不可の表示のあるフリーアドレスデスクの利用は厳禁。
  • 固定席運用の部門責任者は、席が隣接している社員が同日出社しないよう調整し、在席率50%を厳守。

飛沫防止パネルの設置

  • パネルを設置して、対面者との仕切りを設けることで飛沫感染のリスクを軽減し座席数を確保。
  • パネルの高さは着席時において頭が隠れるサイズを採用。

机周りの衛生について

  • 執務デスクを使用する際、A2コピー用紙1枚をデスク机上面に敷いて執務を行い、終了時に廃棄すること
  • 執務デスクなどの使用後は、必ず前面のアクリルパネル、椅子の肘など手が触れた場所を消毒液等により消毒すること。

4. 会議・打合せの運用対策

お客様との会議はTV会議などを優先し、来社される場合は人数制限をお願いするなど必要最低限とすること。
会議・打合せ時のソーシャルディスタンスを保つため利用定員が半分となるので、「使用不可の表示」のある席は使わず定員を厳守すること。また、会議実施時は、可能であればドアは開放したまま利用すること。
会議室利用後は、必ず利用者がアルコール消毒液等で机上面、椅子の肘部分の消毒をすること。終了後は換気の為必ずドアを開けておくこと。

5. オフィス内換気対策

a.1時間に15分窓を開ける

館内放送にて1時間おきに窓の開と閉(15分後)のアナウンスを行い、窓の近くの方や気が付いた方は積極的に窓開け・窓閉めを行うこと。

b.ウォールスルー空調の活用

居住ビルには窓際に換気効果が期待できる「外気を取り込むウォールスルー空調」が設置されています。手動なので朝出勤時に窓際席の人や気が付いた人がスイッチを入れ常時換気すること。

【参考】WELL認証に準拠した空気汚染管理

WELL認証取得対応工事を実施し、2018年10月より空気汚染を防ぐため、特定の項目をモニタリングをしています。

「効率的な換気 Feature3」強制換気装置の設置、「空気ろ過 Feature5」高性能フィルタの設置
「空気質のモニタリング Feature18」、「建物における健康のポリシー Feature92」オンサイトでのインフルエンザ予防接種

6. 昼食・リフレッシュ時の対策

複数人で昼食をとる場合やリフレッシュ時も、ソーシャルディスタンスを心がけ、対面での飲食や、大きな声での会話は控えること。

7. 不特定多数の人が接触する高頻度接触面での環境対策

フリーアドレス対象席・共有スペースなどを使用した後は、必ず机上面の消毒作業をすること。
消毒作業は一方通行に拭くこと

エレベーターのボタン、ドアノブ、照明スイッチ、複合機、ウォーターサーバー、自販機、給茶機、コーヒーサーバーなど、不特定多数の人が集まるオフィスでは手で触れざるを得ない場所があるため、定期的に水石鹸を使った手洗いに加え、アルコール消毒液等による手指消毒の徹底すること。

8. 空間の消毒

7Fエントランスにディフューザーを設置。日中は香りを噴霧し、夜間、人がいない時間帯に集中的に1~2時間消毒すること。

9. ごみの廃棄/消毒液等の補充協力

a.感染の可能性のあるゴミの廃棄

マスク、ティッシュペーパー、消毒に利用した不織布、デスク机上面に敷いたA2コピー用紙等、感染の可能性のあるゴミは必ず「燃えるゴミ」へ分別廃棄すること。

b.消毒液等の補充

コピー機のコピー用紙と同様に、消毒液、不織布(使い捨てダスター)も多くの社員が利用し、都度補充が必要となるので無くなっているのに気が付いた人は補充を行うこと。

新型コロナウィルス感染症抗体検査の実施(報告)

本社社員向けに新型コロナウィルス感染症抗体検査を実施しました。(2020年7月27日)

参考文献および参考事例

・一般社団法人 日本経済団体連合会「オフィスにおける新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン」
・一般社団法人 日本渡航医学会 公益社団法人日本産業衛生学会「職域のための新型コロナウイルス感染症対策ガイド」
・新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について(厚生労働省・経済産業省・消費者庁特設ページ)
・IWBI「STRATEGIES FROM THE WELL BUILDING STANDARD TO SUPPORT IN THE FIGHT AGAINST
 COVID-19」
・Cushman & Wakefield「6 Feet Office」